既卒就活なんて絶対不利に決まっている。既卒就活の対策本なんて存在しない。そんな風に考えてはいませんか。
今回は、ES落ち無し、大学院に通いながら既卒就活2社目で内定を貰った私が就活の対策に使用した書籍を紹介します。
既卒就活本は数少ない
既卒就活本、無い訳ではありません。私も書店で目一杯探したら見つけたので。
ただ、そんなに役には立たなそうだったんですよね。というのも、どれも既卒とは名ばかりで、「脱ニート」のような内容が多かったんです。
もっとしっかり探せば良い本もあったのかもしれませんが、結局、既卒就活と、新卒の就活何が違うかというと、
「どうして去年の就活うまくいかなかったの?」
「どうして大学院辞めてまで今年就活するの?」
この質問があるかないかの違いなんですよね。このことを理解した私は、「既卒就活本なんかいらないな」と思い切って、既卒就活本探しを辞めました。
そして就活を終えた結果、皆さんにも言いたいのは、「既卒就活本なしでも、既卒就活できます」ということです。
私の使用した本たち
さて、本題に入りましょう。既卒就活本がいらないなら、ここでは何の本の紹介をするのか?と思いますよね。
怒らないでもらいたいのですが、今回紹介する本は、新卒の就活に使うことを目的とした就活対策本です。
でも,実際に私が使った書籍なので,既卒就活に通用するのは確かです。無理に既卒対策本探すより、新卒就活本熟読する方が時間のロスも少なく,効果的だと思っています。
私のブログを読む方は、ニートからの既卒就活というよりは、大学院に通いつつ既卒就活だと思いますが、もし「私ニートだよ!」という方がいらっしゃいましたら、別の方のブログを参照したほうがよいかもしれません。
1.ロジカル面接術
恐らく、どの就活ブログを開いても紹介されているだろう『ロジカル面接術』。
私も、あまりにもどのブログにも紹介されているので、正直,「本当?みんなグルで騙してるのでは?」と思っていたのですが、きちんと多くの人に紹介されるだけの参考書でした。
「ロジカル面接術20◯◯年度版」と、年度ごとに発行されています。この本は、ジャーナリストである著者の方が、
・ESに書けるネタ探し
・ESの文章の作り方
この2点を重点的に解説してくれています。
タイトルに「ロジカル」とついているだけあって、論理的な解説がついていて、「自分だったらこう書けばいいのか」というのが大変わかりやすい一冊でした。
実際に著者の方が相手にした大学生のダメな自己PR、それを改良した自己PRを載せてくださっているので、「これはよくて、これはダメ」というのがはっきりと分かります。
自分では思いような自己PRに使えるネタを見つけることができるので、「自己PRや、志望動機に何を書いたらいいのか?」と悩んでいる方は、とりあえずこの1冊を手に入れることをお勧めします。
2.面接力養成シート
ESの志望動機や、自己PRは、正直先ほどの『ロジカル面接術』だけで完結していたのですが、『ロジカル面接術』には面接時のマナーや、エチケットといったものまでは説明されていません。
入室時のマナーや、準備しておくものなど、実際の面接に行くときに確認する1冊として、こちらを購入しました。
薄くて、持ち運びも便利だったので、面接当日もこれをカバンの中には入れていましたね。
『ロジカル面接術』で面接の中身のレベルをあげ、『面接力養成シート』で、そのほかの面接マナーを押さえておく、といった就活でした。
3.これが本当のSPI3だ!
私が受けた会社の中には,SPIを必要とする会社があったので,そのために対策本を買いました。購入したのは「これが本当のSPIだ!」です。就活生にはおなじみですね。
それなりにボリュームがあるように見えますが,読み物というより問題集なので,要する時間はそこまで多くありません。私は受ける前に2周ほど解いて臨みました。
私は理系で,非言語にはあまり苦労しなかったので,これだけで十分でしたが,非言語が苦手な方にはやや不十分だと感じる方もいるみたいです。ご自分の学力や苦手分野に合わせて,必要なものを買い足すことをお勧めします。
おまけ.手元にあったが使わなかった本たち
合格実例集&セオリー2020
こちらもよく就活ブログで紹介されている本ですね。私が就活しているころ、Kindleの無料体験でunlimitedに含まれていたので読める環境にはありました。
ただ、あらゆる職種を網羅しているため、複数の職種を目指す人や,今から志望業種を定める方にはいいかもしれませんが、受ける会社を絞っている私にとってはうまく使いこなすことができませんでしたね。
1つ1つに対しての情報が少ないので、受ける会社が決まっている人にはさほど用がないのかなぁ……と感じました。
就活に使った本まとめ
既卒就活、案外やることは新卒の就活と同じです。そんなに対策本いらないんじゃないかな、と私は感じています。
なかなか大変な道のりですが、私は乗り越えてよかったなぁ、と感じる毎日です。なんとか自分を奮い立たせて、頑張っていきましょうね。