恋愛・結婚 PR

結婚式も指輪も無し!ないない尽くしの私の結婚

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

結婚することが決まると,婚約指輪に結婚指輪,結婚式,新婚旅行など,特別な買い物が必要になることがほとんどですよね。

しかし,私たち夫婦は,これらを一切,買いませんでした。結婚して1年以上経ちましたが,特に困っていませんし,後悔もしていません。

こういう選択をした背景及び,その後どう感じているか,周りからの反応などを紹介していこうと思います。

婚約指輪を買わないとどうなる?

元々,婚約指輪というのは,明確な取り交わしではない婚約を周囲に確かなものだと明らかにするため,2人の決意を表すためのものと言われています。

婚約指輪がないことで,私たち夫婦がどう感じているかをご紹介します。

夫婦の背景と感じていること

そもそも私たちは,婚約という段階を踏んでいません。プロポーズもなしで,互いに結婚した方がいいね,と感じて結婚することになったためです。

婚約指輪という明確なものがなかったことにより,少しだけ困ったことがあります。

私が親に結婚を報告しても夫はまだ報告していなかったり,新居を借りる手続きの時に「結婚はまだ…」と夫が言っていたりと,私が「本当にこの人は結婚する気があるの?」と感じることがありました。

婚約指輪というけじめがないことにより,どれくらいの本気度なのか,曖昧なまま物事が進み,どれだけ物事を進めて良いのかわからないのです。

私たちは互いに少しずつ対話を重ね,結婚の意思を確かめて行ったため,無事に結婚に辿り着けましたが,結婚の意思を確かめる,という点では,婚約指輪にはある程度の安心材料となるのだな,と感じましたね。

無事に結婚まで辿り着いた今となっては,その分のお金が浮いたな〜と思うことの方が多いですが,相手の気持ちを想像して不安な気持ちになりやすい人や,けじめがないとダラダラと物事を先送りにしてしまう人には,婚約指輪はあった方がいいのかもしれません。

周囲の反応

ほとんどの友人には,入籍後の事後報告としていたので婚約指輪について触れられることはありませんでした。

会社の同僚や上司には結婚前に報告しましたが,こちらも特に婚約指輪について触れられることはなかったので,特に困りませんでしたね。

こんな人は婚約指輪があった方がいい!
・互いの意思を確認するためのものが欲しい人
・けじめがないと物事を先延ばしにしてしまう人
・上記のようなパートナーが結婚相手の人

Sponserd Links

結婚式をしないとどうなる?

結婚式とは元々,神様や参列者の前で2人が愛を誓うためにあります。特定の神を信仰しておらず,特に花嫁,花婿姿を見せたい相手がいなかったことから,我々は開催しませんでした。

コロナ禍だから仕方ないね,と言われることもありましたが,コロナ禍でなくともやっていなかったと思います。

夫婦の背景と感じていること

わたしは特に何も感じていません。

私は,もともと容姿に大きなコンプレックスがあり,ドレスで着飾った,おめかしした姿を家族以外の人間に見られることに強い嫌悪感を抱いています。

また、私の両親はそれなりに派手な結婚式を挙げましたが、その結婚生活はうまくいっておらず、機能不全家族となってしまったため、私が結婚式に憧れを持つこともなかったのです。

ですから,仲の良いご両親のもとに育った夫が、結婚式をしないことに賛成してくれたことに、ものすごく感謝しています。

夫は,神や参列者に誓っても上手く夫婦関係を気付けない人もいるし,誓わなくても確かな愛がある夫婦はあるから、式はいらない,と言っています。ただ,思い出として,夫はフォトウエディングくらいはやってみたいそうです。

諸事情で今年は難しいのですが,来年以降にでも記念写真くらいは撮ろうかな思っています。

結婚式の段取りで揉めたり,ストレスを溜めてしまうご夫婦も多いようなので、そういったストレスを感じずに済んでよかったね,という共通認識です。

周囲の反応

コロナ禍だったこともあり,結婚式を開催しないことについは特に追求されませんでした。コロナが理由ではないのですが。

友人には,いっぱいお祝いしたかったのに!と言ってくれる人もいましたが,私たちはあまり結婚がめでたいもの,という認識ができずにいるため,そんな状態でお祝いしてもらうのは気が引けます。

会社の人にも,特に深く追求されていません。どうして?と言われた場合も,面倒なので「コロナですからね〜」で済ませています。

結婚指輪を買わないとどうなる?

結婚指輪は,夫婦が結婚したことを実感するため,周囲に結婚していることを知らせるために、9割の夫婦が購入すると言われています。

夫婦の背景と感じていること

私たちは,結婚したことの実感は指輪がなくても感じられると思っていましたし,周囲に指輪で結婚していることを知らせなければならないシチュエーションもない,ということで購入しませんでした。

夫が重度の金属アレルギーで,金,プラチナでも日常的につけられないことも理由の一つではありますが。

今のところ,「結婚指輪しないの?」と聞かれたり,「なんで買わないの?」という質問に対する返事が面倒だな…と感じてはいますが,夫婦関係には特に影響ありません。

指輪を見て,パートナーのことを思い出す,というシチュエーションも素敵だと思いますが,指輪を見なくても,パートナーのことを事あるごとに思い出せます。

周囲からの質問責めにあうことが面倒な人や,パートナーの存在を思い出すきっかけが欲しい人は買ったほうがいいかもしれません。

周囲の反応

前述の通りで,これに関しては結構追求されることが多いです。

9割の人が購入するということで,やはり買わないのはやや異端なのでしょう。

逆にあなたは何のために買うの?と聞き返すようにしており、この回答の中で納得のいくものが現れた時、私たちも購入を検討するかもしれません。

新婚旅行に行かないとどうなる?

これに関しては,コロナが原因でできなかったことと言ってもいいかもしれません。

新婚旅行に行かなかった私たちの今は…?

夫婦の背景と感じていること

これも特に影響はなかったです…

強いて言えば,会社から支給される結婚祝いの特別休暇を消費できずにいるのが残念,と言ったところでしょうか…

飛行機が苦手で,海外も苦手な私は,仮に新婚旅行に行くとしても、国内旅行をお願いする予定でしたが、それすらも叶いませんでしたね。

コロナが落ち着いたら、ゆっくり温泉旅行か、北海道の食倒れ旅行くらいはしてみたいものです。

周囲の反応

これもコロナだからね〜で済みました。

こればかりは私たちも少し残念に思っているので、周囲にもちょっと気をつかわせてしまったかもしれませんね。

結婚に伴う大きな買い物をしないメリット

さて、これまで、私たち夫婦の選択理由と、その結果をご紹介してきましたが、まとめとして、これらのこれらの大きな買い物をしなかったメリットを挙げていきます。

①お金が浮く
買うつもりがなかったものばかりなので,相場はあまりわからないのですが。婚約指輪60万、結婚指輪20万、結婚式300万、新婚旅行100万とすると、ざっと500万弱浮いています。

私たちは人より結婚に興味がなく、お祝い事であるという認識も薄いため、これらのお金を自分たちの実生活に役立てることができ、嬉しく思っています。

もちろん、けじめだったり、晴れ姿を見せることで親孝行になる、という良い面があることも存じているので、お金が浮くこと全員にとってメリットだとは思いませんが、少なくとも私たちにとっては、ベストな選択でした。

②離婚した時の処分に困らない

離婚しないのが最善ですが,私としてはいかなる時も,自分の幸せが揺らいでいると感じたらすぐに離婚を選択するつもりでいます。

離婚したくてもできない母親の姿を見ていたからかもしれません。

人よりすぐに離婚を選択してしまう可能性がある私は,結婚の思い出の品となって処分できない,離婚をためらう原因となるようなものたちをあまり残したくないのです。

結婚に伴う大きな買い物をしないデメリット

そこまで困ってはいないのですが,やはりけじめがつきにくいことが挙げられると思います。また,結婚を周知するタイミングを失うので,久しぶりに会った友人には「え?結婚してたの?」と言われることがしばしば。

人によっては,結婚を周知できないことにより,パートナーの浮気のリスクが上がる,と心配になるかもしれません。

当たり前でもやらなくていい

金銭的な余裕がなかったり,時間的な体力がなかったりすることで,上記のようなイベントを行えない,と考えるカップルもそれなりにいると思います。

周囲に相談すると,「やりなよ」「今しかできないよ」「後で後悔する」と言われがちですが,実際にやらずに幸せに暮らせている私たち夫婦もいます。

二人で話し合って納得することは大事ですが,二人がよければそれで良いのだと私は思っています。みなさんが納得のいく結婚ができますように!