こんにちは、ぴぴぴです。私は大学院M1の夏から就活をはじめ、内定を得てから中退しました。いわゆる「既卒就活」とよばれる形での挑戦でしたが、受けた会社の数は1桁。それでも無事に内定を得ることができました。
既卒の就活をするとなると「不利なのでは?」「新卒に比べてチャンスがないのでは?」と不安に思う方も多いと思います。私も当時はそう感じながら就活をしていました。しかし、実際にやってみると、基本的には新卒の就活と同じ準備をすれば十分に戦えることが分かりました。
この記事では、私が就活を進める中で意識していたポイント(エントリーシート・自己PR・面接)を、体験談を交えながら紹介します。これから既卒就活に挑む方の安心材料になればうれしいです。
既卒就活のエントリーシート対策のポイント
既卒就活でも、エントリーシートの対策は重要です。私は数社しか受けていませんでしたが、その中でも内定を得られたのは、エントリーシートをしっかり練ったからだと思います。
写真は証明写真機ではなく写真館で撮る
証明写真を機械で済ませる人も多いですが、私は写真館で撮影しました。理由は、「写真そのものの印象」が採用担当者に大きな影響を与えるからです。
私自身、社会人になって採用に関わり、エントリーシートを見ることがありますが、適当に撮った写真はESの内容に関わらず「適当に資料を作る人なのかな」という第一印象をもってしまいます。
たくさんのエントリーシートを処理する採用担当者なら、余計にその印象は大事になってくるでしょう。したがって、証明写真の機械ではなく、写真館で取ることをお勧めします。特に、下記の点において、証明写真機はオススメできません。
- 姿勢が悪くても気づけない
- 笑顔の不自然さに気づけない
- スーツや髪型の乱れに気づけない
写真館であれば、プロが相談に乗ってくれる状態で写真が撮れるので、自分でも自信のある写真を撮ることができます。また、写真の撮り直しを無料で受け付けてくれる写真館も多く、安心です。些細なことですが、既卒だからこそ、些細なところで印象を悪くするのは避けたく、写真は必要な投資だったと思います。
また、追加料金を払えば、ヘアメイクも写真館で行ってもらえます。前髪はなくしたほうがいいのか、リップの色はこれで大丈夫か、そういったことが気になるのであれば、より写真館で撮るほうがよいです。
写真館で写真を撮るメリットについては、【就職活動】ES用の証明写真は写真館で取るべき!そのメリットは?で詳しく解説しています。
読みやすい字を意識する
字の美しさには自信がなくても大丈夫です。大切なのは「読みやすいかどうか」と、「丁寧に書く気のある字かどうか」。
エントリーシートに書く文字について、チェックすべきポイントは以下の通りです。
- 字が小さすぎないか
- 大きさがバラバラでないか
- 文章中で文字の上下の位置がバラバラになっていないか
私は他人に見てもらって最終チェックをしていました。ほんの少し意識するだけで、印象が大きく変わります。
ESについては、【就活生必見】ESの「趣味・特技」欄はこうやって作るべし!【例文あり】の記事でも解説していますので、合わせてご確認ください。
既卒就活の自己PR対策のポイント
既卒就活でも、もちろん自己PRはしっかりと練る必要があります。私が意識したのは次の3つです。就職して数年経ちましたが、今でもこれらの対策は有効だったと感じています。
数字を使って定量的なものにする
「定量的に」というのは「数字を使って」という意味です。
たとえば、「私は塾で生徒の成績をあげました」という自己PRでは弱いです。そのような人はたくさんいますし。
上の自己PRであれば、「私は、学年300位だった学生を、50位まで上げました。」と数字を組み込むことで、かなり説得力が増します。数字を使ってわかりやすく、インパクトのあるPRにしましょう。下記に例を示します。
・「忍耐力がある」というアピールをする場合
→「○○日の間、□□をやり続けました。」
・「人をまとめる力がある」というアピールをする場合
→「□□の活動をする上で、○○人の集団を率いて、〜〜のようなことを行いました。」
完璧な数値でなくても大丈夫です。大事なのは、「相手に具体的にイメージさせやすいアピールをすること」です。
もちろん、嘘の数字を持ち出すのはマズイですが、私の中では、35人、という数字を約40人、と丸めるのはOKと思っています。読み手に「おっ読んでみようかな」と思わせる工夫は必要です。ただし、話を盛りすぎると、入社後に会社側が求めていた人材像とのギャップが生じて、双方にデメリットがあるので、十分留意してください。
自慢ではなく会社での能力の活かし方を伝える
「私は流行を敏感に追うことができます!」と、単に「◯◯できます!」終わる自己PRは少しもったいないです。
そのアピールポイントを、「その会社でどう生かすのか」というところまで説明すると、面接官は「自社での業務をしっかりイメージしているんだな」と感じます。採用担当者は「ただ特技がある人」を求めているわけではありません。「自社で活かせる能力を持っている人」を探しています。
最初に提示した例ならば、「私が流行を敏感に追える力は、御社のマーケティング部において新しい企画を作ることに活かせると考えます。」というようにすることで、グッと印象が良くなります。
また、上記のような自己PRでは、副産物として、業界・職種理解を深めている、というアピールをすることもできます。そのためにも、業界や職種についての理解はしっかりと研究しておく必要があります。
大学院中退予定の人が避けるべき自己PR
私のように、大学院中退を前提とした既卒就活をする場合、中退理由と矛盾するようなアピールは絶対に避けましょう。
たとえば、「最後までやり抜く粘り強さ」などを自己PRにしてしまうと、「大学院の研究は最後まで粘れなかったのに?」と問い返されてしまいます。一貫性を持たせられるアピールポイントを作りましょう。
詳しくは、大学院を中退する人が既卒就活の自己PRに書かない方がいいことで解説しました。
既卒就活の面接対策のポイント
私はあまり多くの面接の経験があるわけではないですが、面接で意識していたことを紹介します。
髪色よりも笑顔を大切にする
私は茶髪のまま面接に臨みましたが、内定はもらえました。入社した今となっては、私より明るい髪色の社員さんもいるので、神経質になりすぎなくてよかったなと感じています。
髪色よりも大事なのは、「爽やかさ」「誠実さ」を伝えることです。髪色ばかりを気にして、笑顔やマナーがないがしろになってしまっては意味がありません。
また、人によっては真っ黒に染めてしまうと、顔が暗く見えてしまうこともあるので、あまりに明るい髪色でなければ気にしすぎなくてよいと思います。
ただし、お客様を相手にするお仕事では、身だしなみに厳しい可能性もあります。そこは業界・職種研究をしていくなかで、よくチェックしておきましょう。
面接官の質問の意図を正確に理解する
面接官からの質問に対して返答をする際は、必ず聞かれていることを何か理解してから答えましょう。
私も、年配の採用担当者からの質問で、「〜で、〜だから、〜ということがあるが、〜だった時、〜ということがあれば、どうする?」というように、長い文章で質問をされ、要点がつかめないことがありました。
こういうときに、無理に雰囲気で理解しようとして、トンチンカンな返答をしてしまうと、コミュニケーション能力が不足している、と捉えられてしまいます。そのため、理解が難しい質問や専門的な用語が出てきたときは、素直に「それは◯◯ということでしょうか。」と潔く聞き直す方が印象が良いです。一度聞き返されたくらいで評価は下がりません。
予想外の質問が来ても必ず返答する
これは、私が就活をしているときに、受けている会社の人事の方から直接いただいたアドバイスです。面接会場に向かうエレベーターの中で言われました。
今考えても、沈黙は一番印象が良くありません。自分が質問をしたのに、相手が突然黙りこくってしまうと、「無視されてる?」と不快な気持ちになってしまうからです。また、「臨機応変に対応できない人なんだな」、「エントリーシートを丸暗記しただけか」と思われてしまうかもしれません。
どうしてもすぐに返事ができない質問が来た場合には、「すみませんが、考える時間をいただいてもよろしいですか」と伺い、時間をもらうと良いです。許可を得てからならば、少し沈黙の時間が生じても、印象が悪くありません。
どうしても練習でカバーしきれない質問はあります。そんなときは、まず、一呼吸おいて、落ち着いて対応するようにしましょう。
相手の目を見て、ハキハキと話す
とにかく面接官の方の目を見ることを忘れないようにしましょう。また、複数の面接官がいる場合は、質問をしてきた面接官の方を見ておきましょう。
「話をきちんと聞いている」「自信を持って発言できる」と思わせることは好印象につながります。失敗エピソードでも、トンチンカンな回答でも「明るくハキハキと」しているだけで、印象がよくなります。
相手も人なので、同じような評価をした志願者同士を比べる時には、やはり「人のよさそうな人」が決め手になることも少なくありません。
ES、面接対策については、新卒応援ハローワークで無料で指導を受けることもできます。私も利用しました。その感想や、使い方は【既卒も可】新卒応援ハローワークで就活対策を進めようでも解説していますので、あわせてご覧ください。
既卒就活は新卒と同じで大丈夫|安心して挑もう
振り返ってみれば、既卒就活といっても構える必要はなく、基本は新卒の就活と同じことを意識するので十分だったと感じています。大事なのは、「気負いすぎないこと」。
また、就活はどうしても運の部分もあるので、もしうまくいかなかったとしても「この会社は私には合わなかったんだ」と切り替えて次に進めば大丈夫です。必要な分だけ反省をしたら、次回の就活に向けて動き出しましょう。既卒でも、必ずチャンスはあります。
既卒就活は仲間ができにくいので、どうしても情報収集に苦労しがちです。また、孤独感に耐えきれず、疲弊してしまう人も少なくありません。個人での既卒就活に疲れてしまった方は、エージェントの利用も検討してみると良いかもしれません。
UZUZ既卒
では、完全無料で既卒就活のサポートを受けることができます。また、キャリアカウンセラーの方も既卒就活や、第二新卒の就活を経験された方が多いので、新卒との就活との違いに気をつけながら指導してくれます。
以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
