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【20代の子宮がん検診・子宮鏡検査レポ】子宮内膜ポリープが8個見つかるまで

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先日,暇があったので近所の婦人科で子宮がん検診を受けてきました。その際,がんに関しては特に異常は見られなかったのですが,気になるものがあるとのことで,大きな病院を紹介されました。

婦人科というと,敬遠する女性も多いと思います。私の体験を共有することで,皆さんの婦人科に対する不安を少しでも取り除ければ幸いです。

ぴぴぴ
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自分でも驚きの検査結果でした。

子宮がん検診

私の住む地域では,20歳を過ぎた女性に対し,子宮がん検診の補助があります。ですが,ここまで検査を受けてきたことがありませんでした。

たまたま先日時間があったため,思い切って検査を受けてみることに。

まずは子宮がん検診についてレポします。

検診の内容は,問診,内診(エコー),子宮頚部の細胞診でした。

問診

私の場合,普段からかかっている医院でしたので,生理の状態についてはほとんど把握されています。ですので,そこまで多くのやりとりがあったわけではありません。

「最近の生理で変わったことはない?」と聞かれたくらいです。

内診(エコー)

問診の後,内診台に上がって検査です。

内診台って何?という方へ
リクライニングチェアに,両足をはめる部分がついている椅子です。機械で椅子が傾くことにより,陰部周辺を医師に見せやすくなります。
新しいものは,自動で足が開かれるようになっています。
多くの医院で,医師と顔を突き合わせなくて済むよう,カーテンで仕切られています。

まず,子宮内を見やすくするために器具を入れます。その後,エコーで子宮内部のようすを見ます。

このとき,やや下腹部に違和感を覚えますが,大きな痛みはありません。初めての方は,内診台で足を開かれることに恥ずかしさの方が苦痛に感じるかも…。

私はこのときに,子宮内膜ポリープのようなものが見えると言われました。年に1度くらいは同じ病院で見てもらっていましたが,初めてのことでした。ただ,かなりわかりにくいものらしく,これまでにもあったのかもしれないとのことでした。

細胞診

エコーの後,細胞診のために,細胞をとられました。はっきりとは分からなかったのですが,おそらく子宮頚部の細胞診だったのだと思います。

膣を広げるための装具を入れたのち,ブラシのようなもので少しこすられます。こちらの間隔とはしても,「ブラシでこすられてるなぁ~」といったものでした。

診察

細胞診の結果は1週間ほどかかるので,その時に見に来てほしいということでした。ただ,エコーで見えたポリープらしきものが気になるから,生理中に病院に来てほしい,ということでした。

仕組みはよくわかりませんが,生理中の方が子宮内部が良く見えるそうです。

この日はその説明を受けて終了です。

この日の支払いは,再診料と,検査代で合わせて1,980円でした。

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生理中の再検査

そして,がん検診の結果を受け取るのと合わせて,生理中の内診を受けに再度病院へ。

「生理中に内診って,何日目の話…?」と思われるかもしれませんが,なんと生理2日目です(しっかり出血しているときの方がよいとのことで,2日目か3日目をお勧めされました。)。

私の通っている医院の内診台は,座る部分に使い捨ての紙が敷かれているので,その上に座ります。血が垂れてくる可能性もあるかと思って,念のため,着ていたシャツはしっかりめに上にまくりました。

内診が始まるときに,先生にグイっとティッシュで血を拭われましたが,その後の内診は本当にいつもどおり。

エコーのモニターを見ながら説明を受けましたが,やはりポリープが見えるということでした。しかも,「これが本当にポリープだったら,3cmくらいだねぇ」と。

貧血があるか?と聞かれたので,「会社の健康診断で,少しだけ貧血と出ていました」と答えたところ,その検診結果を今度持ってきて,と言われてその日は終了です。

後日,健康診断の検診結果を持って行ったところ,「貧血と出ているけれど,思ってたほど強い貧血ではない。もしかしたらポリープはないかもしれない。でも心配だから,大きな病院への紹介状を書くね」と言われ,総合病院へ向かうことに。

総合病院での子宮鏡検査

さらに後日,予約をとり,紹介状を手に,総合病院で子宮鏡検査を受けてきました。

簡単にいうと,内視鏡を膣から入れて,子宮内を観察する検査です。

注意しなければならないのは,生理中は検査できないということ。

実際,私は検査1週間前に生理が始まらなくて,非常に焦りました…。総合病院は予約が取りにくいので,また日にちを変えるとなると,遅くなるし,会社を休む日も増えるしで,怖かったですね……(運よく直後に始まり,検査前日に生理が終わりました)。

子宮鏡検査

痛みを抑えるため,また,子宮口を開きやすくするために,まず座薬を入れます。その後,30分ほど経ってから内診台に上がり,子宮鏡検査の前に,簡単にエコーの検査をしました。

さて,ようやく子宮鏡検査ですが,内視鏡の先?から生理食塩水を出しながらカメラで見ていきます。生理食塩水で子宮内が満たされることによって,生理痛のような痛みを感じます。

カメラの映像は近くのモニターから私も見ることができ,何かがボコボコとしているのがはっきりとわかりました。

まとめると,3cmのポリープ含め,8個くらいあるということでした。

見た目では悪性には見えないけど,一応細胞診はしておこうということで,今回は「子宮体がん」用の細胞検査を受けることに。こちらもブラシでこすられるような感覚でしたね。

検査後,診察室に行くと,「とっとと手術でとっちゃおう」ということで,すぐに手術の日程が決まりました(笑)スピーディすぎる…!

先生曰く,生理痛が重たいとは思っていたのですが,おそらくこのポリープのせいだろうと。ポリープがあっても,無症状の人は少なくないようですが,私の場合は生理痛に関与していたようです。

ということで,後日に日帰りで内視鏡手術を受けてまいります!

この日にかかった検査代は,6,870円でした。

私の自覚症状

結果論ですが,私は生理痛が人より重かったようです。

もともと,痛みに強く(鈍く?),生理痛も重たい割に,仕事を休まず行けるくらい,動けていました。が,その痛みは,下腹部だけでなく,胃や心臓,肺の方まで含めて,内臓すべてがギューッと絞られているような感覚です。

今思えば,それは体からのSOSだったのかもしれません。手術でこの生理痛から解放されることを願います。

みなさんも,生理に違和感があるときは,婦人科に行かれてみてください。そして,違和感がなくても,定期的な検診は必要です。検査自体,強い痛みを感じるものではありませんので,恐れずに行ってみてくださいね。