先日、「美人なしぐさ」という書籍について,簡単に紹介いたしました。
思ったよりこの記事に反響があったので、今回はこの本についてもう少し詳しく話をしていきたいと思います。
美しさを決定づけるのは「雰囲気」
「美しさは持って生まれた造形によって決まる」と思っているかもしれません。しかし、それだけなら、ある時をピークにその人の美しさは消えてしまいます。
この本を書いているのは、俳優、モデルの経験を活かしてイメージコンサルタントなどの仕事をしていらっしゃる中井信之さん。
業界柄、美人な人をたくさん見ている中井さんですが、その人が”本当に美人だ”と感じるときは何か”雰囲気”があるのだと気づいたそう。
美しさを決定づけるのは「雰囲気」です。美しく見える「雰囲気」を身につければ誰でも「美人」に見えるということです。
もちろん、顔の造形が美人であることに越したことはありませんが、この言葉は多くの女性の救いになりますよね。たくさんの美人を見てきた中井さんが、「美人は作れる」と言っているのですから。
ということで、この本は中井さんの思う”美人に見える”しぐさを徹底的に解説されています。
日常での基本動作、仕事中の動作、恋愛に役立つしぐさ、歩き方やSNSのための写真の撮り方など、読んだ瞬間から活かせるテクニックが満載です。
どのページも大事すぎるから、本当に読んでほしい……という気持ちを抑えつつ、私のオススメポイントや、好きな章についていくらかお話をしようと思います。
HKKの法則
この法則なくして、この本非ず。と言っていいほど大事な言葉。
H(ヒネル)K(カサネル)K(カタムケル)
これらの基本動作こそが”美人な”雰囲気を作り出します。
これらの組み合わせ次第で、
・ソファに座るときも
・スマホを触るときも
・読書をするときも
”美人な雰囲気”を醸し出すことができるのです。
日常生活のいついかなるときも”美人”に見られたいですから、普段の過ごし方について細かく説明されているのはとても嬉しい。
もちろん、本の中では上記の過ごし方について、指先の使い方まで解説されています。
明るい美人は大きく笑って魅せる
私がこの本で一番「助かった!」と思ったページです。
「美人」「エレガント」と聞くと、なんだか口に手を添えて「オホホホ」「ウフフ」と笑っている姿を想像しませんか?
美人には見せたいけれど、そんなにおしとやかに笑うことは絶対できない……と思っている皆さん、大丈夫です。私もそう思いながら読んでいましたが、中井さん曰く、大きく笑って大丈夫。
ただし、大きく笑ときにも、HKKの法則は活きています。HKKの法則を使うことで、大きく「アハハハ!」と笑っても美人に見えるようになるんですね。目からうろこです。
また、本書の中では大きく笑うことが悪だとは一言も書かれておらず、大きく笑うことこそ、美人の条件であるという風に述べられています。私は大きな声で口を開いて笑いがちなのでうれしいですね…!
美人は自分の持ち味を知っている
近年、パーソナルカラー診断や、パーソナルデザイン診断が人気ですね。それと近しいチャートが本書には載っています。
チェックをすると、自分のキャラクターが7つのタイプのどれに当てはまっているか知ることが出来ます。私は「自然体系」、私の友人は「アーティスト系」でした。
このキャラクター診断を行うと、そのキャラにあった
・笑顔の作り方
・キャラを引き出す言葉
・イメージされる女優さん
がわかります。
自分の写真に「なんだかキャラとあってないなあ」とか「写真を撮るのにはを出して笑うべきか、出さないべきか」悩んだことのある人はいませんか?そんな人はこの本で自分のキャラを調べてみると良いかもしれません。
私たちは比較的自分が想像していたキャラと近かったので、大きく変えなければならない部分はありませんでしたが、この本のおかげでより細かい部分を修正できたかなあと思います。
まとめ
一度は読んで損はない「美人なしぐさ」。
読むことで自分の振る舞いを見直すきっかけにもなります。「自分の容姿に自信がない…」と思っている人こそ、この本を読んで”美人に見える”雰囲気を身につけてみませんか?
今の自分よりも自信を持てるよう,私もしっかり実践していこうと思います。