高時給なアルバイトの代表格・塾のアルバイト。大学生なら一度は興味を持ってしまいますよね。
そんな塾でのアルバイトの業務について、以前お話ししました。
今回は、塾アルバイトを5年続けた私が、塾のアルバイトの規則についてお話しします。アルバイト選びに悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
規則の厳しい塾業界
職業柄、まだ社会に出ていない学生と接することがほとんどです。きちんとしたルールを教えるべく、ほかのアルバイト先よるもルールがしっかりと決められていることがほとんどですね。
今回は、多くの塾で決めれれているだろうルールを紹介します。
服装は塾の指定による
バイトに行くにあたって気になるのは服装。ところがこれは塾によりけりなのでなんとも言えないのです。
私の経験してきたパターンでは
・男女ともにスーツ出勤の個別指導塾
・塾に行くと白衣を着るので私服で構わない塾
・男性はスーツ、女性は派手でない私服
このいずれかであることがほとんどでしょう。塾なんていくらでもありますから、好きなタイプの塾を選べばいいと思います。
個人的にはスーツ出勤の塾は後々面倒になることが多いと思っています。というのも、学生たるもの、学校の後にバイト先に行くことがほとんどですよね。週に3、4日のバイトのたびにスーツで学校に行っていては、「おしゃれに興味ないのかしら」と思われかねません。
とは言え、スーツを荷物として持っていき、バイト前に着替えるのは面倒……となってしまうので、できるだけ私服でいいところを探すべきかな、と思います。
マニキュアやアクセサリーは禁止のところがほとんど
指輪やイヤリングといったアクセサリー類は禁止されているところがほとんどです。これはそんなに必要のないルールだとは思いますけどねえ。生徒はイヤリングするし。
とは言え、保護者の方に接することがないわけではありません。社員であれば、大きなイヤリングや、結婚以外の指輪をしていて良い印象を抱かれることはないですよね。保護者から見れば、塾にいる人の社員とアルバイトの区別はつきませんから、余計なクレームを受けないためにも設けておきたいルールなのでしょう。
マニキュアについても同様です。派手でないマニキュアなら許されるところが多いですが、基本的には保護者からのクレームを避けるためにも許可はされていません。
保護者に手元を見られる仕事がある可能性があればマニキュアは控えめにしておきましょう。
もちろん生徒との個人的接触は禁止
当たり前ですが、生徒との個人的な接触は禁止です。あなたにとって2歳3歳年下の後輩のような生徒ではありますが、塾からすれば大事な顧客です。塾の信用を失うようなことはあってはなりませんからね。
また、いくら人気のあるアルバイト講師だからと言って、塾をやめさせて個人的に家庭教師をする、というのも禁止です。このようなことをした場合、慰謝料が発生する、ということが契約書に書かれている塾がほとんどですから、きちんと守ることをお勧めします。
当たり前ですが、生徒との交際なんてもってのほかですよ。先日私の働いている塾でも生徒と交際関係にあるようなアルバイト講師がいましたが、会社の社長直々にお説教をされたようです。
ペナルティが他に加えられたのかまでは把握していませんが、該当の生徒との連絡手段は社長の前で全て消去させられたようです。当たり前ですけど。
SNSは生徒に特定されないように鍵を
上記のようなことが起こらないためにも、SNSの使用についても厳しく定められています。
デジタルネイティブの世代がお客様ですから、塾の先生であるあなたを特定することなんて容易いのです。
万が一、可愛い生徒にツイッターをフォローされた場合、ブロックする勇気なんてないですよね。そんな甘えから交際に発展することもなくはないですから、ツイッターやインスタグラムに鍵をかけておくように指示されている塾がほとんどです。
まとめ
さて、今回は塾のアルバイトの規則についてお話をしてきました。あまり書いてて楽しくなかったです。。。笑
厳しいように見えますが、社会からみれば当たり前のことばかりですから、私はそんなにきつい、と感じたことはありません。生徒には社会のルールはきちんと学んでいて欲しいですからね。
ただ、マニキュアやアクセサリーを自由に楽しみたい大学生の方はちょっと避けたほうがいいかもしれませんね。なかなか難しいところです。
塾のアルバイト、厳しいことも多いですが、大変やりがいのある仕事でもありますから、ぜひやってみてくださいね。